東京女子医大 元理事長、背任容疑で逮捕

経済

※この情報は2025年1月14日現在の情報です。

ニュース概要

東京女子医科大学(東京・新宿)が発注した施設の建設工事を巡り、建築士の男性に不当な報酬を支払い約1億2000万円の損害賠償を大学に与えたとして、13日同大学元理事長の岩本絹子容疑者(78)を背任の疑いで逮捕した。

逮捕容疑

2018年7月~20年2月にかけて大学が発注した新校舎の建築工事を巡り、発注先の都内建築会社の社長に対して建築アドバイザー業務報酬名目で21回にわたり大学に報酬を振り込ませ大学に損害を与えた疑いがある。

疑問点

ここで自分が思った疑問点を何点か共有したい。

  1. この建築会社の社長とは何者?
  2. なぜそのような大金が動くまでこの事態が発展してしまったのか

この振込相手は誰?

まず1点目の建築会社の社長とは何者なのか、調べたことをもとに考えていく。
個人的には普通の人に対しては1億円以上の大金を払うことなどないと思う。

東京女子医科大学の第三者委員会が2024年に8月に公表した報告書によると建築会社の社長は1級建築士の資格を持ち、16年4月に非常勤嘱託職員として大学に雇用された。
16年~19年に計約2000万円の給与、18年7月~22年2月には給与と別に計約3億円のアドバイザー報酬が支払われた。

んん??
前半の大学に非常勤嘱託職員として雇用され、給与を受け取っていたところまでは理解できる。
だが、アドバイザー報酬って何?
しかも3億円、、、、

これは一般的な金額で、支払うものなのだろうか??
一般人の自分からするとちょっとよくわからない世界かもしれない

なぜここまでわからなかったの?

2つ目の疑問点としてはなぜここまで事態が明るみにならなかったのかだ。
ここまで大金が動いているのであればそれ以前に気づくことができたような気もする。

そこには権力の集中があったようだ。

岩本容疑者が大学法人の副理事長に就任した2014年以来悪化した法人の経営再建を担い、3年連続で赤字だった決算を17年度に黒字化させた。
その後次第に権限が集中するようになったそうだ。

たしかに赤字だった法人を黒字化させた手腕があれば権力が集中する流れが分からなくもないがそれでも周りが何とかしてほしかったと思う。

まとめ

最後にまとめに移る。

今回の事件だが私的にはこのような状態の企業、法人が世の中にはたくさんあると思う。
それを未然に、被害を小さくするためには早めの対応が重要になってくる。そのために相談する窓口なども設けられているのだから積極的に利用してほしいと思う。

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